思考日記
大学2年の夏休み、友達15人くらいで車を2,3台レンタカーして和歌山の白浜に遊びに行った。 「波乗りジョニー」を聴きながら、海沿いの道を走るという長年の夢もこの時叶えることが出来た。(めっちゃ道混んでて、徐行運転やったけど。。。) 海に着くなり…
嬉しい、楽しい、気持ちがいい、愛しい、悲しい、寂しい、憎い、怖い・・・ 感情を表す言葉はたくさんある。 それが故に、自分が今抱いている感情をどの言葉で言い表せばいいのか時々わからなくなる。 ある心理学の研究によると、もともと感情は快と不快の2…
「明日死ぬとしたら、最後に何をしますか。」 このような問題は今までに何回も見てきたが、真剣に考えたことはなかった。 大きく分けて答えは2つに分かれると思う。 1つ目は「大切な人と一緒に過ごす」といった類の確実に自分を幸せに導くもの。 これはこ…
我々の生活はあらゆる可能性で満ち溢れている。 今日は雨が降るかもしれない。 会社に行く途中で1万円札が落ちているかもしれない。 何気なく入った喫茶店で運命の出会いがあるかもしれない。 ヴィトゲンシュタインは人間の思考の限界を図るべく、 思考可能…
哲学者、野矢茂樹の「語りえぬものを語る」の1章目に、 ネコをはじめ人間以外の言語をもたない動物は決して後悔することはないと書かれていた。 後悔は「すればよかった」あるいは「しなければよかった」と、 現実に起こったこととは別の仮想的なことを思う…
どうして「私」の複数形が「私たち」なのだろうか。 「あなた」の複数形が「あなたたち」であったり、 「彼」の複数形が「彼ら」というのはまだ納得できる。 「あなた」も「彼」も「私」ではない存在であり、 したがってそこに「私」だけが持っている唯一性…
「急がば回れ」 →急がなくていい。焦りは禁物。 「石の上にも三年」 →辛いことを我慢するのが美徳とされるのはもう古い。 辛ければ辞めればいい。 「女心と秋の空」 →USJの入場料も入れてくれ 「犬猿の仲」 →喧嘩するほど仲がいい 「後悔先に立たず」 →満足…
世の中には恣意的なルールが多すぎる。 そもそもルールとは本質的に恣意的なものかもしれない。 ご飯は1日3食。結婚。正月などの行事。 脱文脈して形式だけが生き続けている。 で、訳も分からずその形式を有り難がったり、崇拝したりさえする。 で、それが…
小学生の頃、私がふざけて友達の耳当てを壊してしまって落ち込んでいた時に、 父に「形あるものは皆壊れる」という言葉を言ってもらって気が楽になったのを覚えている。 所謂、諸行無常ということ。 物は当然のことながら、人の命もいつかは滅びてしまうとい…
女性はなぜ化粧をするのだろうか。 小学生の頃は誰もしていなかったにもかかわらず、 中学、高校と進学するにつれて誰もが化粧をし始める。 大学生にもなると、化粧なしでは外出しないという人さえいる。 「化粧」という漢字を調べてみると、「化」は変化や…
時間と空間はそれぞれ独立しているのではなく、 相対的な関係にあるとしたのがいわゆる相対性理論である。 これは物理学における観察の結果得られた知見であるが、この理論が示していることを我々は日常の言語活動で行っている。 というよりも、アインシュタ…
小学六年生の時、図工展に出す作品のテーマが「自分の宝物」だった。 みんなそれぞれが「自分の宝物」を学校に持ってきてそれの絵を描いた。 普段学校には持ってきてはいけない物を持って行くというドキドキ感があったのを覚えている。 私は野球のグローブと…
前回は初対面の人と親しくなるための私なりのストラテジーを紹介した。 今回は上司や先輩に好かれるためのストラテジーである。 これは中学、高校の部活で野球をしていた時に自然と身につけた技で、 おそらく多くの人が実践していると思う。 まず最初にアピ…
もうすぐ3月も終わりですね。 4月から新しい生活が始まる人も多いと思います。 新しいクラス、新しい学校、新しい職場などなど。 そこでやっぱり気になるのが人間関係の問題。 他人と距離を縮めるのが苦手な人に私なりの極意を伝授しましょう。 特別なこと…
「私の名前はトムです」って訳した人、 もう一回ちゃんと考えてみて。 そんなん言ったことある? 今までどうして不思議に思ってこなかったのか不思議。 中学一年生で英語の授業が本格的に始まって、最初の授業で自己紹介。 そこで習ったのは’My name is 〇〇…
悪にも色んな種類があると思う。 例えば殺人や強盗は絶対的な悪。だからバイキンマンは悪。 なぜなら奴らは他者を脅かしているから。 絶対的な悪は許されるべきではないし、してはならない。 でも必ずしも悪と呼べないものもある。 それが相対的な悪。 たと…
他人の言葉をメモするのは無駄だと思う。 メモを取る人=話を聞いていない人と考えていい。 以前日本にいる時に勤務していた会社では、会議やどっかのエライ人の話を聞く時は必ずメモを取るように指導されていた。 これも日本の文化なのだろうか。 そういえ…
哲学者ベルクソンは、この世界は主観や客観のないシームレスな経験の総和といった。 本来すべての事象、経験は切れ目のない地続きのものであって、それを人間がどう分節するか(言語化=分節作業)によって事態の現れ方が変わってくると説いた。 分節するに…
朝、太陽の光で目が覚めていつも通りに出社し、夕日が沈む頃にコンビニでビールを買って帰宅する。 この日常の中で、自分が死んだ後も在り続ける物はなにか。 太陽の光のまぶしさ、出社時の気だるさ、ビールの美味さ、これらは全て個人の知覚によるものであ…
音楽が嫌いな人なんているだろうか。 部分的にこの音楽が嫌いというのはあるだろうが、そういう人でも何かしらの音楽は好んで聴いているはずだ。 タワレコの”No music. No life”はまさに誰にでも当てはまることだと思う。 考えてみれば、特に意識することは…
映画『世界から猫が消えたなら』を見て思ったコト。 よく「生きているだけで素晴らしい」なんてことが言われる。 私も前まではそう思っていた。でも、もしかしたらそうじゃないかもしれない。 「命」だけがあっても、そこに生きがいがなければ何も素晴らしい…
幼児の語彙習得に関しておもしろい研究があった。 母親が自分の子どもと接する際に、母親が自信をもって話していれば、 子どもはそれを信用して語彙習得が進む一方で、自信なさげに話していると、子どもはそれを信用せず語彙の習得は起こらないとのこと。 そ…
全然思い浮かばへん。。。 あるモノに名前をつけるということは、それに特別な地位を与えるということであり、他のモノと区別することが可能となる。 この名前の付け方には「表示性」と「表現性」の2つの観点から考えられなければならないとされている。 「…
エビはおいしいけど、食べる時に殻をむくのはめっちゃ面倒くさい。 台湾では彼氏が彼女のためにエビの殻をむくらしい。 女の人は殻をむいてくれる男の人のことを素敵だと思うらしい。 日本ではありえない、、、よな? 仮に日本でそういう男の人がいたとして…
死刑制度に賛成か反対かということではない。 たしかに死刑されるからにはそれなりの理由があるのだろう。 では死刑囚が死刑されない場合のデメリットは何であろうか。 収監しておくための税金がかかることや、遺族による遺恨などか。 では死刑された場合の…
お金で買えない物って何だろうか。 一般的には愛情、時間、命、などが言われている。 でもどういう時に愛情を感じるかといえば、プレゼントをもらったり、 どこかへ遊びに行ったりするとき。これらにはお金がかかる。 時間? 日本全体が「時給」「月給」とい…
今では特に意識することは少なくなったけど、初めて見たときは衝撃的だった。 台湾では車椅子に身体障がい者を座らせて、それを見せ物のようにしてお菓子などを売っている人たちがいる。 休みの日などに公園へ行くと、そのような光景があちらこちらで見られ…
コヴィー教授の有名な講義。 教卓の上に壺が1つと、その横に大きな石、砂利、砂、水がある。 壺の中にまず大きな石を詰めていく。続けて小さな砂利を入れ、砂を入れる。 満タンになったかと思いきや、そこに水を入れていく。 水は砂に吸収され見事に壺の中…
人はどうして日記を書くのか。 人はどうして写真を撮るのか。 どちらもその時その場の情景を固定化しておくツールである。 後で見返すため? ではどうして見返すのか。 文字や写真に残すことなく、心に留めておくだけではだめなのか。 なぜなら結局、日記や…
我々は普段から何か食べたいものがあれば、自分で買ったり作ったりしてその「目的」を達成する。 他にも、行きたい所があれば旅行の計画をし、そこへ行くという「目的」を達成する。 これらは全て自分の意志で行っている、と我々は考えている。 しかし、もし…