Tai-Maxの日記

私たちは日々の生活の中で膨大な量の情報にさらされています。知りたいことがあればインターネットを使ってすぐに調べることができます。まさに情報社会です。 しかしそんな情報に対する私たちの態度はどうでしょうか。 簡単に手に入る情報を鵜呑みにしてしまったり、そもそもよく調べないまま上辺だけの知識に留まってはいないでしょうか。 情報に対して受動的ではなく、能動的な態度で挑もうというのが『思考日記』のテーマです。 ここでの内容はあくまで個人的見解なので、異論は受け付けます。 ​皆さんも一緒に思考してみてください。

俺のオトンと勝負しようぜ!!

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大学2年の夏休み、友達15人くらいで車を2,3台レンタカーして和歌山の白浜に遊びに行った。

「波乗りジョニー」を聴きながら、海沿いの道を走るという長年の夢もこの時叶えることが出来た。(めっちゃ道混んでて、徐行運転やったけど。。。)

海に着くなり、BBQしたり、泳いだり、ビーチバレーしたり、とにかく遊びまくった。

そして大阪に帰るために、車を運転していると、疲れがドット出てきた。

めちゃくちゃ眠い!!トンネルに入ると、あの変な色のライトのせいで余計に眠くなった。

途中パーキングで車停めて、別の車を運転していた友達と話していると、

結果「オトンってすごいな!!!」という結論に至った。

いつも長距離運転していても絶対に事故らへんし、駐車も一発で決める。

そして何よりあの安心感。

 

という訳で、今回は

ウチのオトン名言集

ベスト7を紹介

 

①「形あるものはみな壊れる」

俺が小学2年生のとき、悪ふざけで友達の耳当てを壊してしまった。

136%俺が悪いんやけど、その時の『女王の教室』みたいな先生にめちゃくちゃ怒られた。

当時俺はただのデブやったから何も言い返せなくて(119%俺が悪いんやから言い返せる立場じゃないけど)、仲の良い友達の物だっただけにかなり落ち込んでいた。

そんな時、オトンに「形あるものは皆壊れる。」という言葉を風呂場でチンコ出しながら教えてもらった。それで気が楽になり、俺は色々な物を破壊し始めるようにな、、、ちゃうちゃう!!諸行無常を受け入れ、楽しめるようになった。

 

②「みんなが自分の人生の主人公」

これも小学生の時の話。

喧嘩が強くて、足も速くて、おまけにドッヂボールもエース級だった俺は、女の子からも人気があり順風満帆な人生を歩んでいた。休み時間になるといつも俺の周りに大勢の友達が集まってきていた。そんな時、有頂天になっていた俺にオトンが二言。

「お前の人生ではお前が主人公。」

「でも他の人の人生ではお前は脇役。」

これでハッとした俺は、遠足のリーダーを譲ることにした。

もしこの言葉がなっかたら、俺はたくさんの友達を失っていたかもしれない。

 

③「遊びも勉強」

ある日、家でボーっとテレビを見ていた俺は、背後から近づいてくるオトンに気が付かなかった。俺はオトンに大きな紙袋を手渡され、開けてみたら、大人買いしたコナンの漫画がぎっしり入っていた。普段は「本読め、本読め」とうるさかったオトンが、勉強とは真逆の漫画を大量に買ってきてくれた。当時、俺は「勉強=学校の授業」と思い込んでいた。でもそれは間違い。自転車に乗れるようになること、友達と喧嘩する事、仲直りする事、学校を抜け出すこと、学校サボってプロ野球見に行くこと、ドッヂボール、鬼ごっこ、、、遊びも含めてすべてが勉強なんだと教えてくれた。よく「勉強だけが全てじゃない」とか言うけど、それは全くの逆で「すべてが勉強」だ。

この考え方が染みつくと、自然とあらゆることに興味を持つことが出来るようになる。

いわゆる「勉強」VS「遊び」の対立関係がなくなるわけだから、すべてが「勉強」であり且つ「遊び」となる。

 

④「フンバルトダストウンチ」

ある日、オトンがいきなり「おい、ドイツ語で「トイレはどこですか」って何て言うか知ってるか」と聞いてきた。

当然知るわけもなく首を横に振った。

すると、「じゃあドイツでトイレに行きたくなったらどうするつもりやねん!!」って言われて、俺もアホやったから「確かにそうやな」と思って教えを請うことにした。

オトンは初心者の俺にも聞き取れるように、ゆっくりと「フンバルトダストウンチ」と丁寧に発音してくれた。

ピュアな俺は中1の2学期くらいまで本気で信じてた。

だって、ッポイやん!? ドイツ語ッポイやん!?

ちなみにフランス語では「ションベンタラブー」らしい。

 

⑤「母さんだけには心配かけるな」

オトンは当然俺のことを1人の「息子」として見てくれている一方で、

1人の「男」としても見てくれている(ように感じる。)

だから「喧嘩には絶対負けるな」とか、小学生の俺に向かって「タバコ吸うなら隠れずに堂々と吸え」とか、俺が男らしく生きていけるように育ててくれた。

(男らしさ、女らしさが何かといったジェンダー論をする気はここでは全くないので、しょーもないツッコミはいれないように)

中でも1番俺の細胞に刻み込まれたのは「母さんだけには心配かけるな」という言葉。

とは言っても、オカンも俺のこと大好きやから完全に心配を払拭することはできないけど、それでもその心遣いだけは忘れないようにしようと思う。

 

⑥「根拠なき自信」

俺が野球をしていた時、すごいピッチャーがいるといつも弱気になったり、

大事な場面で打席が回ってくると「打てなかったらどうしよう」という不安に駆られて、結局満足のいく打席内容じゃないことが多い時期があった。

そんな時、友達と近所の公園で遊びでしか野球をしたことがないオトンが

「根拠はなくていいから、とにかく自信を持つことが大事」と言ってくれた。

それ以来、俺は自分に自信が持てるようになり、どんどん自分のことが好きになっていった。「俺は出来る。」という思い込みだけで、精神的に強くなれる。

だからテスト勉強をしていなくても、俺は出来る。はずだった、、、、

 

⑦「生かされるな、活きろ」

「どうして日曜日が嬉しいのか。休みだから。休みとは何か。学校や仕事がない日。いや、ちょっと待て。どうして休んでもいい日と休んではいけない日が予め定められているのか。そして、どうして我々はそれを当たり前のことかのように受け入れているのか。この世に生まれてきたからにはすべてが俺の時間のはず。日曜日だから嬉しいと感じるこの「嬉しさ」は真の嬉しさではなく、社会によって造られた「嬉しさ」である。こんな環境下で自分は本当に「生きている」と言えるか。むしろ「生かされている」んじゃないのか。もっとワクワクする事、自分が本当にしたいことにチャレンジすること、それこそが生きる、いや、活きることだ!!!」

 

確かこんなことを言うてた気がする。

でもその通りだと思う。

この話のおかげで俺は哲学的な物の見方に興味をもつようになったし、自分の人生を客観視して何事にも本気で取り組めるようになったし、後悔や挫折を経験しなくなった。

何が正しいかではなく、何が楽しいかで決める。

そうすればたとえ失敗したとしても後悔はなくなる。

挫折を経験しなくなったというのは言い過ぎかもしれないが、少なくとも俺は

挫折すらも楽しめるくらい客観的に、そして楽観的に自分の人生を眺めることが出来るようになった。

 

どや。俺のオトンすごいやろ。

 

もうすぐ父の日。

たまには感謝の気持ちを伝えてみたり、

何かプレゼントしてみるのもええんちゃうか。

 

俺は何もせーへんけど。

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