Tai-Maxの日記

私たちは日々の生活の中で膨大な量の情報にさらされています。知りたいことがあればインターネットを使ってすぐに調べることができます。まさに情報社会です。 しかしそんな情報に対する私たちの態度はどうでしょうか。 簡単に手に入る情報を鵜呑みにしてしまったり、そもそもよく調べないまま上辺だけの知識に留まってはいないでしょうか。 情報に対して受動的ではなく、能動的な態度で挑もうというのが『思考日記』のテーマです。 ここでの内容はあくまで個人的見解なので、異論は受け付けます。 ​皆さんも一緒に思考してみてください。

【思考日記】地球上の戦争をなくす方法は宇宙人を見つけること!?

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人間には帰属意識があって、ある境界線を境に内と外を隔てる習性がある。多くの場合、ソトの者は野蛮人であるとか、ウチの者よりも劣っているとされる。一見するとこの意識は平和的ではないように思えるが、人類はこういった意識のおかげで発展してきたと言っても過言ではない。では何がウチとソトを分ける境界線となり得るのか。歴史的に見れば、物理的な地形であったり、言語であったり、信仰する宗教というのが挙げられる。ウチを形成するためにはソトの存在が不可欠である。ソトを意識することで、よりウチの帰属意識/集団意識を高めることができるようになる。

人類はソトを侵略して領土を拡大し、富を得ることを繰り返しながら発展してきた。いつの時代にも富めるものと貧しいものがいて、常に前者が力を持っていた。現代でも、貧富の差は世界だけでなく、同一国家内でも問題になっているけど、この問題を解決することは容易ではない。なぜなら、差がなければ人類発展が保証されないから。(少なくともこれまでの社会発展の法則に従うと。)ということは、すべてが平等で全人類が同じモノを享受できるような状態にするためには、地球全体がウチとならなければならない。ウチという概念はソトと相対的であるため、次なるソト役は宇宙人となる。宇宙人を敵に回すことで、地球は平和になる。

まぁでも、今後はシェアエコノミーが台頭すると言われているように、むしろウチとソトの境界がなくなった状態こそが究極の発展とみる方法もある。