2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
今では特に意識することは少なくなったけど、初めて見たときは衝撃的だった。 台湾では車椅子に身体障がい者を座らせて、それを見せ物のようにしてお菓子などを売っている人たちがいる。 休みの日などに公園へ行くと、そのような光景があちらこちらで見られ…
コヴィー教授の有名な講義。 教卓の上に壺が1つと、その横に大きな石、砂利、砂、水がある。 壺の中にまず大きな石を詰めていく。続けて小さな砂利を入れ、砂を入れる。 満タンになったかと思いきや、そこに水を入れていく。 水は砂に吸収され見事に壺の中…
人はどうして日記を書くのか。 人はどうして写真を撮るのか。 どちらもその時その場の情景を固定化しておくツールである。 後で見返すため? ではどうして見返すのか。 文字や写真に残すことなく、心に留めておくだけではだめなのか。 なぜなら結局、日記や…
我々は普段から何か食べたいものがあれば、自分で買ったり作ったりしてその「目的」を達成する。 他にも、行きたい所があれば旅行の計画をし、そこへ行くという「目的」を達成する。 これらは全て自分の意志で行っている、と我々は考えている。 しかし、もし…
沢田充茂の『言語と人間』の中で、判断や推論は言語なしでも、知覚さえできれば可能ということが言われており、故に動物も判断や推論を行うことは出来るという。 たとえばネコにおもちゃのネズミを差し出した時、見た目はネズミであるが匂いは異なるといった…
我々人類は毎日のように動物を食べている。 この習慣は大昔からおそらく変わっていないし、今後も変わることはないと思う。 当然、理由は宗教的なモノから生理的なモノまであるが、「食べられる」生き物と「食べられない」生き物があって、ある生き物を「食…
いつも私のしょーもないブログに付き合ってくださりありがとうございます。 今日も仕事の息抜きにでも読んでください。 ところで皆さん、今日何回アクビをしましたか。私は600回くらい。 じゃあ、皆さんはどんな時にアクビをしますか。 起きたとき、仕事…
☆ざっと調べ(信憑性は低いよ) ヒトの細胞:約37兆個 南極オキアミ(クジラなどのエサ):5億トン アリ:100京匹 蝶々:1万6千種類 ポケモン:809匹 「分かるとは、分けることである。」というのをどこかで読んだ記憶がある。 無秩序な状態から…
ちょっと前のことだけど、アメリカで小さい子どもにブランケットをかぶせて 呪文を唱えると、その子が透明人間になるというドッキリが流行っていた。 LES HICIERON CREER QUE ERAN INVISIBLES - INVISIBLE CHALLENGE 実際に動画を見てみると、家族全員がサク…
アリはどんな集団でも全体の約2割しか実際には働いていない。 その2割を取り除くと、初めは働いていなかった8割の中から2割が働き始める。 おそらくどの集団に所属しても一生働いているアリもいるだろうし、 逆に1回もその2割に入ったことがないアリも…
ドラえもんやBack to the futureなど、時間を遡ることを夢見てきた人類にとって、時間旅行をテーマにした映画や作品はたくさんある。 しかし時間が逆転する(逆方向に進む)ことは不可能であると思われる。 さらに時間が停止することもあり得ない。なぜなら…
実際には立体的なモノでも、平面的にそれを見て地続きにどこまでその輪郭をなぞっていけるかという遊びをしたことがありますか(笑)。ちょっと説明が難しい、、、 我々は3次元空間で生活を営んでいるため、立体的なモノの見方に慣れている。 でもどうして…
世の中の男性諸君、レディファーストしてますか。 世の中の女性諸君、レディファーストされていますか。 レディファーストといえば、男性が車道側を歩くことや、車のドアを開けてあげることなど、いわゆる紳士的な行為のことですよね! 日本では、やりすぎる…
日本語を教えている時、よく「ここには名詞(物)が入ります」みたいな教え方をしてしまう。まあそのように研修を受けているからなんだけど。確か中学の時、英語のthingという単語を勉強した時に「どうして「物」と「事」の二つの意味があるんだろ」って疑問…
哲学を勉強し始めてから抱いてきた疑問が、大森荘蔵を読んで何となく解消されたような気がする。と同時に、抽象的なイメージとして自分の中にあった考えが巧みな言葉で紡ぎ出されていく様を見て感動した。これまでずっと科学的なモノの見方と現象学的なモノ…
ある事象を理解することや知覚が完了するためには、一般的に客観的対象があり表象を通してその意味に至るといった経路が考えられている。しかし大森荘蔵は対象と表象の二元論的構図に異議を唱える。表象が対象から剥がれ落ちるのではなく、我々は対象そのも…
久しぶりに大森荘蔵を読んでみた!哲学とは、科学とは何かについての記述が何とも鮮やか。 ごく日常的なありふれた経験がある。たとえば、今私の前には本が積み上げられていたり、スマホでこうしてブログを書いている。これは私の生の経験であって、主観と客…
昔オトンとの議論で、資本主義は人間らしい政策だから今後もなくならなず生き続け、仮にお金という存在がなくなったとしても、それに替わる何かがまた同じような封建制を生み出す、と主張したことがある。オトンは、いやいや人間は動物とは違うのだからシェ…
ちょっと前に話題になったトマピケティの「21世紀の資本論」に手を出してみた。 そこで思ったこと。「不平等」というワードはネガティブな意味で取られることが多い。まあ確かに言葉それ自体はネガティブなのかもしれないけど、コンテクストによってその意…
これまで世界では国民国家が主流だった。そこではウチとソトの境界線が明確にひかれてあって、ウチはソトを搾取することによって利益を生み出す構図ができあがっていた。でもインターネットが完全に普及しきっている現代においては、この構図は変わりつつあ…