Tai-Maxの日記

私たちは日々の生活の中で膨大な量の情報にさらされています。知りたいことがあればインターネットを使ってすぐに調べることができます。まさに情報社会です。 しかしそんな情報に対する私たちの態度はどうでしょうか。 簡単に手に入る情報を鵜呑みにしてしまったり、そもそもよく調べないまま上辺だけの知識に留まってはいないでしょうか。 情報に対して受動的ではなく、能動的な態度で挑もうというのが『思考日記』のテーマです。 ここでの内容はあくまで個人的見解なので、異論は受け付けます。 ​皆さんも一緒に思考してみてください。

実はみんな分かっている相対性理論!?

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時間と空間はそれぞれ独立しているのではなく、

相対的な関係にあるとしたのがいわゆる相対性理論である。

これは物理学における観察の結果得られた知見であるが、この理論が示していることを我々は日常の言語活動で行っている。

というよりも、アインシュタイン以前に人間はすでに時間と空間の相対性を知っていたとも言えるかもしれない。

それはメタファーと呼ばれる。

時間と空間とでは、目に見える(視覚的優位)ということから、空間の方が人間にとって利用しやすい。

(*人間はあらゆる情報の約80%を視覚から得ているという報告がある。)

そして空間に対して使われる表現を見ると、「私のにいる人」「長い列」「箱の」など他にも色々ある。

これらの表現は実は時間を表す際にも用いられている。

回の試合」「待ち時間が長い」「個星期」(中国語:先週)などである。

つまり目に見えるという意味で、より具体的な空間を表す表現が、抽象的な性質をもつ時間を表す表現に転用されているということである。

このことは様々な言語で確認されている。

つまり、人間は異なる言語を話しているように見えても、同じように空間と時間を認識しており、その他の世界認識においても共通している部分が多いと言える。

 

知らんけど。