日常
朝、太陽の光で目が覚めていつも通りに出社し、夕日が沈む頃にコンビニでビールを買って帰宅する。 この日常の中で、自分が死んだ後も在り続ける物はなにか。 太陽の光のまぶしさ、出社時の気だるさ、ビールの美味さ、これらは全て個人の知覚によるものであ…
音楽が嫌いな人なんているだろうか。 部分的にこの音楽が嫌いというのはあるだろうが、そういう人でも何かしらの音楽は好んで聴いているはずだ。 タワレコの”No music. No life”はまさに誰にでも当てはまることだと思う。 考えてみれば、特に意識することは…
映画『世界から猫が消えたなら』を見て思ったコト。 よく「生きているだけで素晴らしい」なんてことが言われる。 私も前まではそう思っていた。でも、もしかしたらそうじゃないかもしれない。 「命」だけがあっても、そこに生きがいがなければ何も素晴らしい…
エビはおいしいけど、食べる時に殻をむくのはめっちゃ面倒くさい。 台湾では彼氏が彼女のためにエビの殻をむくらしい。 女の人は殻をむいてくれる男の人のことを素敵だと思うらしい。 日本ではありえない、、、よな? 仮に日本でそういう男の人がいたとして…
お金で買えない物って何だろうか。 一般的には愛情、時間、命、などが言われている。 でもどういう時に愛情を感じるかといえば、プレゼントをもらったり、 どこかへ遊びに行ったりするとき。これらにはお金がかかる。 時間? 日本全体が「時給」「月給」とい…
今では特に意識することは少なくなったけど、初めて見たときは衝撃的だった。 台湾では車椅子に身体障がい者を座らせて、それを見せ物のようにしてお菓子などを売っている人たちがいる。 休みの日などに公園へ行くと、そのような光景があちらこちらで見られ…
コヴィー教授の有名な講義。 教卓の上に壺が1つと、その横に大きな石、砂利、砂、水がある。 壺の中にまず大きな石を詰めていく。続けて小さな砂利を入れ、砂を入れる。 満タンになったかと思いきや、そこに水を入れていく。 水は砂に吸収され見事に壺の中…
人はどうして日記を書くのか。 人はどうして写真を撮るのか。 どちらもその時その場の情景を固定化しておくツールである。 後で見返すため? ではどうして見返すのか。 文字や写真に残すことなく、心に留めておくだけではだめなのか。 なぜなら結局、日記や…
我々は普段から何か食べたいものがあれば、自分で買ったり作ったりしてその「目的」を達成する。 他にも、行きたい所があれば旅行の計画をし、そこへ行くという「目的」を達成する。 これらは全て自分の意志で行っている、と我々は考えている。 しかし、もし…
我々人類は毎日のように動物を食べている。 この習慣は大昔からおそらく変わっていないし、今後も変わることはないと思う。 当然、理由は宗教的なモノから生理的なモノまであるが、「食べられる」生き物と「食べられない」生き物があって、ある生き物を「食…
いつも私のしょーもないブログに付き合ってくださりありがとうございます。 今日も仕事の息抜きにでも読んでください。 ところで皆さん、今日何回アクビをしましたか。私は600回くらい。 じゃあ、皆さんはどんな時にアクビをしますか。 起きたとき、仕事…
アリはどんな集団でも全体の約2割しか実際には働いていない。 その2割を取り除くと、初めは働いていなかった8割の中から2割が働き始める。 おそらくどの集団に所属しても一生働いているアリもいるだろうし、 逆に1回もその2割に入ったことがないアリも…
日本語を教えている時、よく「ここには名詞(物)が入ります」みたいな教え方をしてしまう。まあそのように研修を受けているからなんだけど。確か中学の時、英語のthingという単語を勉強した時に「どうして「物」と「事」の二つの意味があるんだろ」って疑問…
哲学を勉強し始めてから抱いてきた疑問が、大森荘蔵を読んで何となく解消されたような気がする。と同時に、抽象的なイメージとして自分の中にあった考えが巧みな言葉で紡ぎ出されていく様を見て感動した。これまでずっと科学的なモノの見方と現象学的なモノ…
ある事象を理解することや知覚が完了するためには、一般的に客観的対象があり表象を通してその意味に至るといった経路が考えられている。しかし大森荘蔵は対象と表象の二元論的構図に異議を唱える。表象が対象から剥がれ落ちるのではなく、我々は対象そのも…
昔オトンとの議論で、資本主義は人間らしい政策だから今後もなくならなず生き続け、仮にお金という存在がなくなったとしても、それに替わる何かがまた同じような封建制を生み出す、と主張したことがある。オトンは、いやいや人間は動物とは違うのだからシェ…
ちょっと前に話題になったトマピケティの「21世紀の資本論」に手を出してみた。 そこで思ったこと。「不平等」というワードはネガティブな意味で取られることが多い。まあ確かに言葉それ自体はネガティブなのかもしれないけど、コンテクストによってその意…
これまで世界では国民国家が主流だった。そこではウチとソトの境界線が明確にひかれてあって、ウチはソトを搾取することによって利益を生み出す構図ができあがっていた。でもインターネットが完全に普及しきっている現代においては、この構図は変わりつつあ…
人間には帰属意識があって、ある境界線を境に内と外を隔てる習性がある。多くの場合、ソトの者は野蛮人であるとか、ウチの者よりも劣っているとされる。一見するとこの意識は平和的ではないように思えるが、人類はこういった意識のおかげで発展してきたと言…
これまで色んな人に出会ってきた。尊敬する人や憧れる人、つい見とれてしまう人や、 初めから何となく好きじゃないと感じさせる人など。一体どんな人が他者を惹きつけるのか。分からなければ、自分がどんな人と仲がいいのかを考えてみればいい。面白い人、一…
何となくYouTubeで深イイ話を見てたら、ちょっといい話を見つけた。公園で、ある男性が生きている意味を見出せないと嘆いていたら、隣に座っていたおじいさんが「お前は意味だけで生きてるんか」と一言。そのVTRのあとスタジオでは、意味は後から付いてくる…
特別に毎週月曜日と水曜日、で1~2人の学生相手に無料レッスンをすることになった。今回の学生は1人だけだったということもあり、お互いのことや言語学習の感想なども語り合いながら授業を進めた。最初はひらがな50音から始めたんだけど、あ行~さ行の…
なぜ公衆の面前でこけると恥ずかしいのか。誰も見ていない自分の部屋でこけても特に恥ずかしいとは思わない。行為としては同じなのに場面が代わると、それによって生じる感情も異なる。G.H.ミードによると、人は日常生活において常に演技(performance)をし…
ホリエモンやマークザッカーバーグらが前から言っているベーシックインカム制度。公務員や社会保障などを全て無くして、その浮いたお金で政府が国民に7~8万円を毎月支給するっていうもの。AI時代の到来とともに実現させてしまえばいいと思う。7万円もあ…
よく電車の中で、赤ちゃんが人目を気にせず泣いている場面に遭遇することがあるけれど、あれは実に羨ましいものだと感じる。多くの人が年をとるにつれて、泣くことが恥ずかしいことだと教え込まれて泣かないようになる。でも大人が人前で泣かないのは、泣く…
人間はなぜモノに感謝するのか。去年の今頃、海外移住に向けていろいろと生活用品を売りに出してきた。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、車。なぜか車を手放す時だけ少し寂しくなった。中古で10万円くらいで買った車。デザインなども特に気にするタイプではな…
小さい頃、英語が話せるのはすごいことだと思っていた。でも実際に話せるようになると、日本人でも英語が上手な人はたくさんいたり、世界に目を向けると英語は話せて当たり前である。1人で海外に行くのはすごいことだと思っていたが、実際に海外を旅行して…
「この人しかいない。」「見た瞬間にビビッときた。」とかゆーてるけど、「運命の人」は意外と教室とかサークルとかバイト先みたいな庶民的なとこにいることが多い。なぜか。所詮付き合う相手なんて誰でもいいから。しょっちゅう顔見合わしてたら、恋愛感情…
ピッコロは私が高校2年生(だったかな?)の時に、部活から帰ってきたらなんか家におった。可愛いなーとは思ってたけど、当時はあんまり接し方がわからなかったのと、犬相手にデレデレしてる自分を家族とか他人に見られたくなくて若干気持ちを抑えてたと記…