机の上に座らないで!!
小学生の時、よく机の上に座っていて先生に注意された。
どうやら机は座るものではないらしい。
でもこの時の私にとって、机はある意味で「椅子」として機能していた。
というよりも、私が「椅子」としての機能を見出した。
ある特定の用途のために作られたものを、別の目的のために使うといった経験は誰にでもあるだろう。
上の例でいえば、本来は勉強したりご飯を食べたりといったことを想定して作られた机を、椅子替わりに使うということである。
他にも例を挙げると、
定規(=ハサミ)で紙を切ったり、
新聞紙(=武器)でゴキブリを叩いたり、
彼氏(=Amazon)にジュースを買ってきてもらったりなど、、、
いや、最後のは違うかもしれん。
このことを「アフォーダンス」という。
(*生態心理学で有名なギブソンが提唱した概念)
ギブソンの定義によると、アフォーダンスとは
「あるモノに対して人間が選択し得る行為の可能性」のことである。
ここで重要なのは人間の主体的なモノの捉え方である。
捉え方次第でモノは様々な機能を持つようになる。
そして、アフォーダンスは物理的な物だけに有効というわけではない。
「ピンチはチャンス」とよく言うが、これもその1つである。
常識をブチ壊して、様々な可能性と出会おう。
そういえば、そろそろトイレットペーパーなくなるわ。
あ、でも読み終わったジャンプがあるからまだ大丈夫か!