ミステリーの楽しみ方
最近、友達に紹介されて「あなたの番です」というドラマにはまっている。
*以下、若干ネタバレあるから気を付けて!!
次、行くで。
知らんで。
あるマンションの住民会で、お互いに殺したい人の名前を書き、それを交換するというゲームをした日から、次々と名前を書かれた人が殺されていくというもの。
シーズン1の最終エピソードで主人公の1人も殺されてしまった。
視聴者の中では誰が犯人なのかについて様々な「オラウータンタイム」(推理)が行われている。
エピソードによって鞄のかけ方が違うとか、音声解析したりだとか、感動するほど細かく分析されている。
そしてもう1つ、犯人が判明した時に、エピソードの中からではそもそも推理不可能だったときの落胆だけはやめてくれよとの声がある。
材料がないのに調理は出来ないのと同じように、
これまで張られてきた伏線はしっかり回収してほしいし、視聴者でもよく考えれば犯人が予想できるというくらいのものがいちばん面白い。
でも、たとえ推理不可能だった結末になったとしても、アレコレと推理をしてその推理を検証するために続きのエピソードを見るというのがミステリーの楽しみ方ではないだろうか。
ミステリーは作品そのものを楽しむというよりもむしろ、自分の中で「作品」を創り上げることこそが楽しいのではないだろうか。
違うだろうか。
いや、絶対そうだ。
ちなみに⇩は私が超オススメする作品です!!
『ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙』を読んだのは高校生の時だが、今でもあの時の衝撃は覚えている!!!
厳密にはミステリーではないかも知れないが、ミステリー的に読める哲学入門書である。
まあまあボリュームはあるが、諦めずに読めば「えっ?・・・うそやん?」ってなること間違いなし。
まぁかれこれ7年以上、小説は読んでないし、どちらかと言えば映画化されるのを待っているタイプだが、、、