Tai-Maxの日記

私たちは日々の生活の中で膨大な量の情報にさらされています。知りたいことがあればインターネットを使ってすぐに調べることができます。まさに情報社会です。 しかしそんな情報に対する私たちの態度はどうでしょうか。 簡単に手に入る情報を鵜呑みにしてしまったり、そもそもよく調べないまま上辺だけの知識に留まってはいないでしょうか。 情報に対して受動的ではなく、能動的な態度で挑もうというのが『思考日記』のテーマです。 ここでの内容はあくまで個人的見解なので、異論は受け付けます。 ​皆さんも一緒に思考してみてください。

【思考日記】『死なれて、死なせて』

数年前に鷲田清一が「折々のことば」で紹介していた。英語の自動詞に受動態はないが、日本語の「死ぬ」には「死なれる」があることから、「死」の意味とは残された者のそばから生じるものといった内容だったような。死の経験の原型が、死んだ当人よりも残された側にあるっていうのは同意できる。どうせ生きるなら、死んだあとは受動態で表されるような生き方をしたいと思う。